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ハンク・ジョーンズ率いるGJTがEIGHTY-EIGHT'Sレーベルにて久々に復活。メンバーにリチャード・デイビスと実弟のエルヴィン・ジョーンズの大ベテラン2人をフューチャーしたGJTお馴染みのスタンダード名曲集。内容も日本人好みのスタンダードのピアノ・トリオものと見られそうですが、なんといってもエルヴィン・ジョーンズの参加がこのアルバムの全体像を引き締めています。野性味あふれる彼のドラム・ソロが大々的にほとんどの曲で聴かれ、その迫力のすごさは強力。またハンク・ジョーンズはキャノンボール・アダレイの名作「サムシン・エルス」のあの名演「枯葉」のピアニストだったことや今回のEIGHTY-EIGHT'Sレーベルのプロデューサー、伊藤八十八氏はイースト・ウィンド時代に実質的にはGJTのデビュー作「ラヴ・フォー・セール」の制作に関わっていた等々話題もつきません。ジャケのデザインの良さでも知られるEIGHTY-EIGHT'Sの注目作です。