＜あらすじ＞
クリスマスを控えたロンドン。9歳の双子の兄弟、トムとトーマスは全く違う環境でお互いの存在を知らずに暮らしていた。しかしいつも自分の分身の存在を感じていた。トーマスは9歳の誕生日のお祝いに科学博物館を訪れ、鏡の迷路の中で自分とそっくりな少年トムと出会った。長い間別々に生きてきた二人は二度と離れないと約束する。施設にいたトムはそこを逃げ出そうとした時、子供の人身売買を目撃してしまい捉えようと追ってくる密輸業者から必死に逃げようとする。トムは密かにトーマスのところに逃げ込んだが密輸業者は間違ってトーマスを捕まえ国外に売り飛ばすために飛行機に乗せようとした。思ってもいない形でトーマスを失いそうになったトムは離れ離れにならないよう、また家族一緒に暮らせるように人身売買組織に立ち向かっていく。