＜商品の情報＞
みずみずしい映画の興奮に青春の鼓動が聞こえる愛の名作。
ルイ・マル監督「死刑台のエレベーター」、ワイダ監督「灰とダイヤモンド」とともに、カラトーゾフ監督の清新な手法は映画作りの節目を変えた。

1958年カンヌ国際映画祭グランプリ、女優演技表彰

原題 ETJAT ZHURAVLI
英題 THE CRANES ARE FLYING

1958年8月26日日本公開(新東宝配給/劇場初公開題名は「戦争と貞操」)
1985年4月27日リヴァイヴァル公開(シネマテーク・ヴィヴァン配給/シネ・ヴィヴァン六本木 公開作品)

＜あらすじ＞
夜がふけるまで語り合い幸福に酔った翌日、恋人は戦場へ出征した。女主人公は戦争に両親も親戚も奪われて深い絶望の底に沈む。恋人が戦死したと聞いても信じようとしない。車に轢かれそうになった子供を助けたことから、生きる気力と勇気を得て自分を取り戻す。やがて終戦、彼女は花束を抱えてひたすらに恋人の帰りを待ちわびる。モスクワの空を鶴の群れが渡ってゆく。戦争は愛を押しつぶすことはできなかった。