米国の超大物ロックン・ロール・バンドによるコロンビア&ゲフィン・レコードから発表された2枚組ベスト・アルバムで、全米4位を記録、300万枚を売り上げました。彼らはこれまでにもコロムビア・レコード所属時の「GREATEST HITS」、マイナー曲に焦点を与えた「GEMS」、ゲフィン・レコード所属時の「BIG ONES」等のベスト・アルバムを発表しておりますが、本作はコロムビア時代とゲフィン時代の両方の名曲・ヒット曲が収録されているのが強みです。2枚目には近年の彼ららしいキャッチーなナンバーの13.GIRLS OF SUMMER、ストリングスが美しいバラード14.LAY IT DOWN といった新曲も2曲収録されており、いずれも目新しさはないものの、なかなかの好曲です。他にもラップ・グループのRUN DMCによるカヴァー12.WALK THIS WAY、映画のサウンド・トラックとして提供したTHE BEATLESのカヴァー17.COME TOGETHERや18.THEME FROM SPIDER MANも収録されており、かなりお得感のある内容となっております。