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この秋、注目のデュオがなんと名門ジャズ・レーベル ”CONCORD” より日本人として初のデビューを果たす。それがこの≪フライド・プライド≫。メンバーはヴォーカルのSHIHOとギターの横田明紀男という編成で ”和製タック＆パティ”、すでにそんな形容もされている（体型は違います）。 このデビュー・アルバム『Fried Pride』は軽快なギターで始まる "LOVE FOR SALE" で幕をあける。これはまさに彼らの象徴的なアレンジが施された一曲。収録曲も実に幅広い。有名スタンダードからスティーヴィ・ワンダー、意外な所ではローリング・ストーンズの楽曲もカヴァー。曲によりパーカッションとストリングスを導入するがどの曲もまるで横田の一人オーケストラ的なギター・プレイがフィーチャーされSHIHOとの息もぴったりだ。ギター＆ヴォーカルという衝撃のジャズ・ユニットの出現で日本のジャズ・シーンの盛り上がりにいっそう拍車がかかること間違いなし。”フライド・プライド” 堂々のデビューである。