ノルウェー出身のメロディアス・ハード・ロック・バンドが専任キーボーディストを迎えて英国Now and Thenレーベルから発表した2枚目スタジオ・アルバムです。カナダのメロディック・ハード・ロック・バンドEMERALD RAINのメンバーがマスタリング等を担当しております。前作よりも産業ロック色が強く、楽曲は押し並べて平均点を超えてはいるものの、いかんせん自主制作感が強い上に突出した曲も見当たりませんが、オランダのZINATRAの様なハード・ポップ1.THE RESTLESS ONES、ポップでメロディアスな2.DON'T TURN AROUND、初期BON JOVIの様な4.DON'T SAY GOODNIGHT、コーラス・メロディが朗らかな5.IS IT GOOD ENOUGH?、アメリカンな6.ANOTHER GIRL、KISSの「HARD LUCK WOMAN」の様な8.LIKE LOVE、ハードにドライヴする9.THE REAL THING等は悪くありません。ヴォーカルが時折MR.BIGのエリック・マーティンを彷彿させます。