＜商品の情報＞
70年代に〈セックス、ドラッグ、ロックンロール〉を地で行く破滅的なロックンロール・ライフを送っていたエアロスミスが、メンバー分裂～80年代後半の華麗な復活劇を経て93年に発表した傑作。怒涛のハードロック・チューン"Eat The Rich"にはじまり、ドラマティックな展開が感動的な長尺の"Livin' On The Edge"、80年代の復活以降に確立した十八番であるキャッチーなバラード"Cryin'"、"Crazy"、ピアノやストリングスを取り入れ、アルバムの終盤を劇的に飾る壮大なスケールの"Amazing"といった楽曲を収録。バンド本来の持ち味であるワイルド&セクシーなロックンロールを軸に、ヒップホップやオルタナティヴといった当時の時流とリンクする要素も導入し、普遍性と同時代性を両立させることに成功している。エアロはエアロ以外の何者でもなく、そして常に前身し続ける世界最高のロック・バンドであるということを、改めて世に知らしめたのだ。