1995年春に録音され本国スペインでは2枚組でリリースされていた『As Fadas De Estraño Nome 』。
1996年3月に開催された『フィエスタ・デ・ガリシア』に合わせて、来日記念盤として発売されたのが本作であり、2分割リリースの内の1枚目であり、また日本デビュー作でもある。
ちなみに2分割リリースの内の2枚目となる国内盤は、『ガリシアの追憶 』（TKCB-70980）として半年遅れの1996年9月に発売されている。
（下記は発売当時の帯より抜粋して引用している）
スペイン発ケルト音楽
話題の地ガリシアを代表するスーパー・グループ、ミジャドイロが遂に、そのベールを脱いだ！
ミジャドイロ
ガリシアを代表する民族音楽グループ。彼等の創り出すサウンドには、伝統あるケルト文化と現代性が息づいている。その音楽はガリシアの文化に直接触れることのできる貴重な財産である。
・ガリシア（GALICIA）地方について
ケルト民族をルーツとして独特のガリシア文化
スペインは多民族の国であり、風習・言語とも多様性に満ちている。ガリシア州はケルト民族をルーツとし、その習慣を多く受け継いでる。闘牛やフラメンコのイメージとは無縁のバグパイプを使う民族音楽や民族舞踊がそのひとつの現れである。また山間部を中心に行われるカーニバルなど、様々な風習、人々の生活に溶け込んでいる言い伝え・伝説はガリシア独特のものが数多く存在している。