米国を代表する人気ハード・ロック・バンドによるコロンビア・レコードから発表された3枚目スタジオ・アルバム(邦題は「闇夜のヘヴィ・ロック」)です。前作に引き続きニューヨークのレコード・プラント・スタジオにてジャック・ダグラスのプロデュースによりレコーディングされ、全米11位を記録、全米だけで900万枚以上を売り上げました。メンバーはスティーヴン・タイラー(Vo)、ジョー・ペリー(G)、ブラッド・ウィットフォード(G)、トム・ハミルトン(B)、ジョーイ・クレイマー(Dr)の5人。バンドを成功に導いた出世作で、疾走感抜群のハイ・テンション・ナンバー1.TOYS IN THE ATTICK、全米10位を記録し、のちにヒップ・ポップ・グループのRUN-DMCもカヴァーしたスティーヴンのラップの様な歌唱が聴ける代表曲4.WALK THIS WAY、トムによるベース・ラインが印象的な6.SWEET EMOTIONといったライブ定番曲やピアノとオーケストラを導入した美しいバラード9.YOU SEE ME CRYINGといった名曲を収録。心地良いテンポの2.UNCLE SALTY、ゴージャスなサウンドの3.ADAM'S APPLE、フレッド・ワイズマンテルのジャンプ・ブルーズのカヴァー5.BIG TEN INCH RECORD、メロディに哀愁漂う7.NO MORE NO MORE、ダーク&ヘヴィな8.ROUND AND ROUNDも味があり、まごう事なき名盤であります。