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アルバート・ハモンドがTOTOのメンバーなどの西海岸のミュージシャンをバックに完成させたアルバム。わが国でヒットした「風のララバイ」をフィーチャーし、当時流行のAORポップなフィーリングが全篇にわたっています。心地よいサウンド、楽曲の良さ、日本制作のジャケットの評判が相俟って「落葉のコンチェルト」以来の久々のヒットとなったLPです。全曲彼のオリジナル・ソング共作者にはエリック・カズの名前もあります。プロデュースはアン・マレーを手がけたジム・エド・ノーマン、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト、マイク・ボッツ、リー・スクラー、バック・ヴォーカルにはニコレット・ラーソン、ジェニファー・ウォーンズ、ウェンディ・ウォルドマンといった女性シンガーが花を添えています。伝統的なアメリカン・ポップスの良質さが楽しめるアルバムです。