前年に解散した米国ジャズ・ロック・バンドのSTEELY DANの中心メンバーであったドナルド・フェイゲン(Vo,Syn)による1982年にワーナー・ブラザース・レコードから発表されたデビュー・ソロ・アルバムです。STEELY DANの作品を手掛けてきたゲイリー・カッツをプロデューサーに迎え、全米11位を記録、100万枚以上を売り上げました。フェイゲンがDJに扮したモノクロのアルバム・ジャケットは超有名です。完全デジタルで録音されたポピュラー作品としても有名で、サウンドが途轍もなく秀逸。全米26位を記録し、グラミー賞最優秀楽曲賞にもノミネートされたレゲエ調の1.I.G.Y.(WHAT A BEAUTIFUL WORLD)、ジャジーでアップ・テンポな2.GREEN FLOWER STREET、THE DRIFTERSのカヴァー3.RUBY BABY、アダルトなバラード4.MAXINE、ギターとエレピとハーモニカの絡みが素晴らしい全米70位を記録のアップ・テンポでファンキーな5.NEW FRONTIER、6.THE NIGHTFLY、マリンバの様なサウンドが面白い7.THE GOODBYE LOOK、ジャジーなシャッフル調の8.WALK BETWEEN RAINDROPSを収録。後世に残る名盤です。ラリー・カールトン(G)、リック・デリンジャー(G)、アンソニー・ジャクソン(B)、チャック・レイニー(B)、マーカス・ミラー(B)、ジェフ・ポーカロ(Dr)らがレコーディングに参加。